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デンタルエマージェンシー2011 『起こさないために、起きてしまったら』
-プレアンケートに徹底的に答える-
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分類 講演会 科目 全身管理
日時 2011年11月27日(日) 10:00〜16:30
定員 160名
会場 東京医科歯科大学歯科棟南4階特別講堂 (東京医科歯科大学歯学部事務棟4階特別講堂)
講師
講師
東京医科歯科大学歯学部口腔保健学科地域・福祉口腔保健衛生学分野
吉増 秀實 教授
講師
東京医科歯科大学大学院麻酔・生体管理学分野
深山 治久 教授
会費 会費A
医師・歯科医師:事前受付¥21,000  当日受付¥24,000
医師・歯科医師以外:事前受付¥15,000 当日受付¥17,000
申込
方法
申込み方法【2】
備考

吉増 秀實

吉増 秀實 教授

深山 治久

深山 治久 教授

概要

 局所麻酔を行なったら、患者さんが気分不快を訴え、血圧低下!ついには意識喪失…逆に興奮状態!痙攣発作。埋伏歯を抜こうとしたら、どうにもこうにも抜けやしない、患者さんは痛がり出す。待合室に患者さんは溜まりだす、やっと抜けたと思ったら、大出血!おまけに翌日「先生、唇の下が痺れたままなんですが」・・・
 こんな場合あなたならどうしますか。
 臨床家なら、どなたでも一度や二度(何度も)の「ヒヤリハット」を体験しているはずです。だからといってそれに懲りて「埋伏?大学、大学!!」「有病者?うちでは無理!」では、歯科医師として患者さんにみせる顔がありません。
 多種多様な患者さんの異常状態をどう診断し、どう対処すればよいのかを豊富な臨床経験をお持ちの二人の講師にズバリとお話しいただきます。事故を起こしてからでは遅すぎます。起こさないためには、不幸にも起こってしまったら、どう行動しなければならないのか。本人に自覚のない「有病者」を見逃さないポイントとは。
 今回は、あらかじめ受講生のみなさまに「ヒヤリハット体験」のアンケートにおこたえいただき、その中から両講師にベストの対応を話していただきます。

解説

【講演項目】
吉増先生 
1.抜歯の難易度
・抜けない場合 あえて抜かない場合
・やさしそうで難しい症例

2.抜歯編
・思いどおりに歯が抜けない
・歯が消えた
・痛み出した
・顎が外れた
・器具が折れた

3.止血編
・術中の出血が抑えられない
・術後、止血できない
・家に帰ったら出血し始めた
・数日たっても血が止まらない

4.トラブルを避けるために大切なこと
・外科処置前にすべきこと
・同意書の活用法
・偶発症への適切な対応とは
・途中で撤退する勇気

深山先生
1.リスク評価に必要なことを聞き出す
・どこのお医者さんに通っていますか
・お薬手帳、持っていますか
・おトイレ、近いですか
・突然、居眠りしませんか
・車椅子を使い始めたきっかけは
・アレルギーはありますか
・既往歴を聞き出す技術

2.絶対に手を出してはいけない症例を見分ける
・脈がとぶ
・脳出血・脳梗塞(脳血管障害)
・心筋梗塞
・ぜんそく
・「今日はやめておきましょう」と決める場合

3.それでも起きたときはどうするか? 

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