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ブラキシズムを斬る
-科学的根拠に基づいた私の対策法-
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分類 Dr臨床セミナー 科目 ブラキシズム
日時 2011年10月9日(日) 10:00〜16:30
2011年10月10日(月) 9:30〜16:00
定員 60名
会場 東京医科歯科大学歯科棟南4階特別講堂 (東京医科歯科大学歯学部事務棟4階特別講堂)
講師
講師
昭和大学歯学部歯科補綴学教室
馬場 一美 教授
会費 ¥60,000
申込
方法
申込み方法【2】
備考

馬場 一美

馬場 一美 教授

概要

 昨年「ブラキシズム最前線!!-歯科治療のパラダイムシフト~力との闘い-」のタイトルで講演会を開催いたしました。ブラキシズムへのエビデンスある臨床対応が語られることはこれまで非常に少なく、多くの臨床家がブラキシズム対応に苦慮していることが400名を超す受講生数からうかがわれました。
 講演会で寄せられた多数のご質問には、時間の制約もあって充分にお答えすることができませんでした。
 今回は馬場教授にさらに詳細な解説をお願いし、かつ先生方から頂いたご質問にしっかりと応えられるような、内容を濃くしたセミナーを開催いたします。痒い所に手が届くような2日間になるはずです。

解説

【講演項目】
1.ブラキシズムのメカニズム
・ブラキシズム発生のカスケード
・咬合は、原因なのか、結果なのか
・ブラキシズムが止まらない理由

2.歯科治療を始める前に
・ブラキシズムを見逃すとどうなるか?
-誤診断の実際例

3.ブラキシズムを考える上で必要なこと
・「TCH」と「咬合感覚の異常」
・「生体許容量」と「耐性」

4.聞き忘れてはいけないこと、診忘れてはいけないこと
・睡眠中のBehaviorは本人に聞いてもわからない
・ファセットでブラキシズムを判断する危険
・ブラキシズムの「診断アルゴリズム」

5.スプリントに求められるもの
・歯・補綴装置を護る
・力を合理的に配分する
・なぜ、ハードタイプを使うのか
・ソフトタイプは、いつ使うのか
・どんな人に夜間用義歯が必要なのか

6.補綴専門医の立場から
・コンポジットは最良のテンポラリーマテリアル
・ナノジルコニアフレームを選択する理由
・歯根破折を防ぐためのルール
・失われた高径をどこまで回復するか

7.ブラキサ-のインプラント治療、その要点
・スプリントはいつまで装着するのか 
・即時荷重インプラントが禁忌な理由
・最後臼歯インプラントがハイリスクである理由
・筋の総出力と埋入本数の関係

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