19
ライフステージを考慮した戦略的補綴修復
-高齢化に対応するための支台歯の保全対策と具体的テクニック-
コース一覧へ戻る
分類 実習コース 科目 補綴・接着
日時 2012年2月12日(日) 9:30〜17:00
定員 20名
講師
講師
東京都新宿区開業
東京医科歯科大学歯学部附属病院
柏田 聰明  臨床教授
講師
東京都港区開業
加藤 正治 先生
講師
東京都目黒区開業
森田 誠 先生
会費 ¥45,000
当日徴収器材費 ¥7,000
申込
方法
申込み方法【1】
備考

柏田 聰明

柏田 聰明  臨床教授

加藤 正治

加藤 正治 先生

森田 誠

森田 誠 先生

概要

 現在、超高齢者の人口に占める割合が急速に高まっています。生涯にわたり歯を守り、咬合の崩壊の防止と咀嚼機能を維持するためには、単に現時点の機能回復に主眼を置いた補綴修復ではなく、誰もが将来高齢者になることを前提に、長期にわたる戦略で臨むことが不可欠であると考えています。そのためには、予防からメンテナンスまでおこなえる診療環境を整える必要があります。さらに、これまで「補綴修復イノベーション」として提唱してきた生物学的観点に基づいたアプローチを、若年層から高齢者までそれぞれのライフステージでどのような戦略で取り組めばよいかあらためて考える必要があると思います。
 今回のセミナーでは、予防的修復治療を成功に導くために習得すべき接着の基本手技、アシスタントワークをはじめ、歯周管理、メンテナンスといった補綴周辺のテーマについても触れ、再発予防に強い診療体系について、講義と実習によってご理解いただけるような構成を考えております。

解説

【研修項目】
1.咬合崩壊の原因となるトラブルを考察する
2.各ライフステージの戦略的アプローチとは
3.二次齲蝕の成因分析と歯質強化
4.二次齲蝕を防ぐためと修復するための接着技法
5.歯質と歯髄の保存のためのテクニック
6.歯根保全のための歯内療法・支台築造・歯周治療
7.上部構造を考える視点
8.接着の基本手技とアシスタントワーク
9.補綴修復後の歯周管理とメンテナンス

【実 習】
1.安定した確実性のある接着の基本手技
2.長期間の咬合に耐えられる接着技法
3.予後を飛躍的に高める間接支台築造

申込