※当日は、自院でお使いの外科器具をお持ちいただきます※

●安全・簡便・安価なPRPの調整法（血液凝固が遅延するプラスチック管の使用、抗凝固薬は使用しない）とPRPゲルの調整法（シリカ容器による自己血清、無菌化自己唾液の使用）が学べます
●PRP、PRPゲルに含まれる血小板数、白血球数などの性状が学べ、より効果を示す濃度調整法が学べます
●骨造成に用いる自家骨＋骨補填材＋PRPゲル複合体の調整法が学べます
●PRPは再生療法保護法下にあるため、厚労省へ提出する特定細胞加工物製造関連の申請書などの作成をお手伝いいたします

　PRP（platelet rich plasma: 多血小板血漿）はヨーロッパ、アメリカで医療的・医学的・ビジネス的関心が高く、皮膚褥瘡の治療、スポーツ整形外科では肘・膝の治療、美容皮膚科ではしわ・たるみの改善に使用されています。本コースでは、口腔組織の創傷治癒・再生促進へのPRPの利用、すなわちインプラント治療、歯の移植、抜歯窩などへ応用するPRPの安全・簡便で安価な新しい調整法と、その治療プロトコールを学んでいただきます。


【講　義】
１．安全かつ確実な採血のために
２．PRPとは？、PRPゲルとは？
３．PRP、PRPゲル調整のための血液凝固機序
４．PRP、PRPゲル調整法のいろいろ（安全・簡便・安価なPRPの調整のために）
５．抜歯など外科小手術へのPRPゲルの応用
６．歯の自家移植へのPRPゲルの応用
７．インプラント治療へのPRPゲル、自家骨＋骨補填材＋PRPゲル複合体の応用

【実　習】
１．受講生における相互採血
２．PRP、PRPゲルの調整
３．自家骨＋骨補填材＋PRPゲル複合体の調整
４．ブタ顎を使ったGBR実習