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『口腔顔面領域の慢性疼痛や異常感覚について』 『歯科治療中に起こる全身的偶発症、その実態、対処法、予防法』
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分類 特別講演会 科目 全身管理
日時 2020年1月13日(月) 13:00〜16:30
定員 160名
会場 東京医科歯科大学歯科棟南4階特別講堂(旧事務棟4階特別講堂)
講師
講師
東京医科歯科大学 口腔顔面痛制御学分野
嶋田 昌彦 教授
講師
東京医科歯科大学麻酔・生体管理学分野
深山 治久 教授
会費 会費C
医師・歯科医師:事前受付¥10,000  当日受付¥13,000
医師・歯科医師以外:事前受付¥5,000  当日受付¥7,000
申込
方法
ホームページ申込み
振込用紙申込み
備考

嶋田 昌彦

嶋田 昌彦 教授

深山 治久

深山 治久 教授

概要

 【嶋田講師】
 口腔は軟組織と硬組織が入り混じり、そこに食物や唾液などの局所刺激や自律神経の影響も加わり、脳神経が集中する複雑な環境といえます。さらに心理社会的な要因も影響するため、口腔顔面領域の痛みや異常感覚は非常に多彩な症状を呈します。今回は、むし歯や歯周病以外の原因で歯が痛くなる「非歯原性歯痛」や味覚障害などの異常感覚、さらに外傷、手術、薬剤などで末梢神経が傷害され発症する末梢神経障害性疼痛について概説し、その治療法について漢方療法も含め解説いたします。
 【深山講師】
 高齢社会と言われて久しくなります。このような方の全身的な合併症が治療中に悪化することがあります。その実態は?もし起こった時の対処は?
さらにそのような事態に出遭わないにはどうしたら良いのか?をポイントを絞ってお話しします。

解説

【講演項目】

嶋田講師
1.非歯原性歯痛とは
非歯原性歯痛の原疾患
診断と治療法

2.口腔顔面領域の末梢神経障害性疼痛
診断
治療法
  
3.口腔顔面領域の異常感覚
味覚障害・味覚異常
その他

4.歯科口腔外科における漢方療法
漢方医学における基礎概念
西洋医学との相違点
漢方診断の基本
漢方薬が使用されている口腔顔面領域の疾患
漢方療法の注意すべき事項と副作用

深山講師
1.デンタル エマージェンシーとは何か
循環器疾患の増悪
呼吸器疾患の増悪
血管迷走神経反射
過換気症候群
誤嚥
アナフィラキシー

2.全身的偶発症への対処
救急車を要請するタイミング
心肺蘇生
薬剤投与
  
3.偶発症に出遭わないために
医療面接(問診)
診療情報提供書
バイタルサイン

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