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受講生の質問から学ぶGPのためのエンド
-18年間のC.D.E.実習コースから-
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分類 講演会 科目 歯内
日時 2017年6月25日(日) 10:00〜16:30
定員 300名
会場 東京医科歯科大学M&Dタワー2階鈴木章夫記念講堂
講師
講師
岐阜県恵那市開業
林 正規 先生
会費 会費A
医師・歯科医師:事前受付¥21,000 当日受付¥24,000
医師歯科医師以外:事前受付¥15,000 当日受付¥17,000
申込
方法
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振込用紙申込み
備考

林 正規

林 正規 先生

概要

「根管拡大や根管充填をちゃんとやったのに痛みが消えない」
「かなり根管拡大したのに排膿が止まらない」
「開かない根管が“この先時間を使えば開くのか否か”の判断に迷う」
日常臨床でこのような症例に遭遇することは珍しくありません。
 林先生は「本当に顕微鏡が必要な症例はせいぜい2割程度で、残りの8割は術者の実力不足が解消されれば対応可能」とおっしゃいます。
 「顕微鏡を導入すればもっと成功率が上がるはず」 「エンド治療に顕微鏡は必要不可欠」とお考えの先生にお聴きいただきたい講演会です。
 18年間エンドの実習2日間コースをC.D.E.で担当されている林先生に、受講生から出された質問への先生ならではの知識・技術・経験をお話しいただきます。
 エンド治療に自信のある先生も大変ためになるはずです。多くの先生のご受講をお勧めいたします。

解説

【講演項目】
1.ちゃんとやるとはどういうことか
・歯内療法と保険の決まり
-知っていますか保険医療養担当規則
・私のエンドの基本コンセプト
・根管治療における誤解を解く
・仮封の考え方
・隔壁と支台築造の関係
・ラバーダム
-かける時期、クランプの選定、漏洩防止策
-クイックスフロー(Quicks flow)

2.歯髄炎と急性根尖性歯周炎の急性化での痛みのとり方がわからない

3.痛みへの対処の方法がわからない
・「歯が痛い」と言って来院した急患の処置
・急性歯髄炎と急性根尖性歯周炎の対応の違い
・診断的投薬
-他疾患との鑑別

4.排膿が止まらない症例への対処がわからない

5.排膿が止まらない症例を仮封する勇気がない
・膿瘍切開の意味
・ビタペックスの押し出し
・開放療法の効果 

6.グライドパスの方法がわからない

7.各種ファイルの使い方がわからない

8.第4根管が開かないのですが、どうしたら良いですか
・金属冠、ポスト、根管充填剤の具体的除去法(動画あり)
・髄腔開拡(動画あり)
・第4根管の見つけ方
・手用ファイルとNiTiファイルの使い分け
-NiTiフレアーファイル

9.根尖孔部で歯髄を切断する方法がわからない
・電気的根管長測定器で分かること
・Test file
・根尖孔の位置をみるには
・抜髄後疼痛はなぜおきるのか

10.抜髄後にいつも疼痛がでます、なぜですか?
・抜髄後疼痛を防ぐために

11.根尖孔を通過してファイルを出す術式の是非がわからない
・開く根管と開かない根管の見分け方
・Micro-fractureはいつ入るのか
・根管薬液洗浄
-洗浄液の種類と使い分け方
-濃度
-方法
-終了の目安

12.貼薬の仕方がわからない(根尖まで水酸化カルシウムが入らない)
・根管貼薬
-薬剤の種類、貼薬方法、貼薬期間、除去方法

13.何回も根充したんですけど痛みが取れません、次はバーティカル根充が良いですか?
・私の根管充填法
-3つのパターン

14.即日根充って本当に良いんですか?
・根管充填の虚像と実像     
・支台築造とcoronal leakage

15.根尖切除をやったことがないし、やり方がわからない
・外科療法
-根尖切除術(動画あり)
-Fenestration
-Through & through lesion

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